17年度の化学・繊維セクターについてのリポート

2017-04-14
野村証券では12日付で17年度の化学・繊維セクターについてのリポートを発行、総合化学や半導体材料中心に堅調な業績を予想。サブセクターでは電子材料の営業増益率が21%増と高いとみている。総合化学では、エチレンや塩ビの能力増強が抑制されると予想され、こうした恩恵を享受しやすい三菱ケミカルホールディングス <4188> 、東ソー <4042> などに注目。また、サーバーや車載向けなどの半導体需要が強く、半導体ウエハーやフォトレジストといった製品で世界シェア上昇などの個別要因がある信越化学工業 <4063> を推奨している。ペイントではインドやアセアンで建築用、自動車の塗料需要の回復の恩恵を享受しやすい関西ペイント <4613> を推奨。このほか東レ <3402> やエフピコ <7947> にも注目している。また、中国のEV生産は4~6月に需要拡大の可能性があり、EV向けリチウムイオン電池の供給増加が見込まれることについても言及している。15~16年度に関して、会社予想が保守的な傾向がある企業としては三井化学 <4183> 、東ソー、三菱ケミカルホールディングス、東京応化工業 <4186> などを取り上げており、いずれもファンダメンタルズは好調なため、会社予想で株価がネガティブに反応する際には投資チャンスが広がるとの見方を示している。

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