熊本地震とHIS
2016年4月14日に余震としてマグニチュード6.5、震度7の地震が起きた熊本地震ですが、14日の地震の影響は私の持ち株の株価に影響をあたえることはありませんでしたが、その28時間後の4月16日未明に起きた熊本地震の本震、マグニチュード7.3の地震では株価に影響がでました。
たまたま保持していた土木関連株の(株)不動テトラの株が、多少上昇しました。
しかし、それ以上に下落したのが エイチ・アイ・エスの株でした。
4月15日の終値は3,170円、そして本震が発生した後の、4/18日の安値が 2,792円と 378円(約12%)も一気に下落してしまいました。
理由は、エイチ・アイ・エスは旅行社であり、この地震により九州への旅行者が減ることもありますが、それ以上に、長崎にあるハウステンボスを運営していることとが原因だと思いました。
ただ、ハウステンボスも物理的な被害を受けているようには見られなかったので、「すぐに回復するだろうから大丈夫だ!」と、思っていました。
地震の影響よりは、業績!
本震後、株価は、1周間かけて、震災前の3,000円を越える値に戻っていったので、ホッとしたのもつかの間、4/22日に発表された、「特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」により、今度は震災よりも強烈に株価を下げてしまいました。
http://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20160422.pdf
4/22の終値3040円から、300円も安く、年初来安値の2739円をつけてしまいました。
昼前までには、若干回復はしましたが、それでも今後どうなるのか油断なりません。
この日は、東証1部の値下がり率第7位にランクインしてしまいました。
配当狙いが惨めな結果を引き起こした
今後、株価の回復を祈るばかりですが、そもそも、なぜ、エイチ・アイ・エスの株を購入したかというと、決算が4月で、配当落ちが4月26日ということで、配当を期待したところもあります。
昨年度の配当は1株あたり22円。単元株の100株を買ったので、昨年度と同じ配当金でも受け取れるのは、2200円です。
株価の下落は、今のところ、金額にして20,000円程です。配当金の10倍近くあります。
配当落ち日を狙って、株を購入した欲張りな結果かも知れません。