プチ株®のメリットとデメリットを考えた。

カブドットコム証券にはプチ株®

カブドットコム証券にはプチ株®という単元株以下の単位で売買ができる仕組みがあります。他の証券会社にも同様なシステムがあるようです。

プチ株®のメリット

プチ株®のメリットとして、カブドットコム証券がウェブサイトに掲示している内容は次の3つです。

1) 1株から売買できる!
2) 月々500円~ワンコインでコツコツ積立できる!
3) 配当や株式分割の割り当ても株数に応じて配分されます。

プチ株(単元未満株) |プチ株(単元未満株)|商品・サービス|株のことならネット証券会社【カブドット_ - http___kabu.com_item_petit_

また、プチ株®を買い足して、単元株にすることもできます。

プチ株®のデメリット

それでは、デメリットとしてはどのようなことがあるのでしょうか?実際にプチ株®で「サカタのタネ」と「沖縄電力」の株式を単元株の10分の1にあたる、10株ずつ実際に購入してみました。

沖縄電力 - http___www.okiden.co.jp_index.html

タネ・苗・園芸用品・農業用資材の総合案内:サカタのタネ - http___www.sakataseed.co.jp_

1) リアルタイムで購入できない

注文の受付時間は24時間可能だが。前日の10:01~前日の23:00までに受付したものは前場の始値、前日の23:01~当日の10:00までに受付したものは後場の始値で約定する。

株価は市場が開いている間、人気のある銘柄によっては、株価の変動には凄まじい物があります。特に、プチ株®として購入してみたいと思うのは、名のある企業の株式だと思いますので、なおさらです。

現物株式ですと、指値で株価を購入することもできますが、プチ株®ですと、翌日の前場の始値・もしくは当日の後場の始値での約定となります。
午前10時までに注文した場合、当日の後場の始値(12時30分)となり、2時間半後の株価となり、思うような価格で買えない場合もあります。

2) 現物株式に比べ手数料が高い

プチ株®売買の手数料は、約定代金2万円まで100円、以降約定代金1万円増加まで毎に67円加算です。
先日購入した、沖縄電力の株は、株価 2,864円 10株購入したので、約定金額は 28,640円です。この時の手数料は167円+消費税13円の180円でした。

okiden

同様な約定金額の取引となった、北洋銀行の株を購入した時は、株価 294円,100株で、約定金額は 29,400円。この時の手数料は、シニア割引(2%) を差し引いて 88円+税7円の 95円

北洋銀行

プチ株®を単元株にしたい場合を想定してみました。
現在 10株保有している沖縄電力株を、単元株である100株にするために90株追加購入する場合、仮に、株価が10株を購入した時と同じ 2,864円だとすると、90株購入すれば、約定金額は 257,760円 となります。この時の手数料は 100円+(24×67円)=1,708円+税 となります。

単元株で購入していれば、約定金額は、286,400円ですので、270円+税 となります。

プチ株®10株にプチ株®90株を買い足して、単元株にする場合は、一旦、プチ株®を売却して、単元株を購入したほうが手数料が安くなるようです。
プチ株®10株売却 手数料 167円
単元株100株購入時 手数料 270円
合計 437円

3) 株主優待はほぼ受けることができない

株主優待で得られる物が、物理的に分割することが難しい場合もあるので、しかたのないことだとおもいます。

プチ株®は、限られた少ない予算でも多くの銘柄の株を保有できるので、リスク分散することができるところが、魅力ではないでしょうか?

余談ですが、素人の私が幾つかの株を購入して1月ほど立ちますが、プチ株で購入した上記2社の株価は上がったものの、単元株で購入した株価のほとんどが下がってしまったという結果となり、もしかすると、プチ株運がある(プチ株運しかない)のかもしれません。

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